施工管理アプリ「デキスパート」で現場の業務効率化を実現する方法

2024年8月10日

1 施工管理アプリ「デキスパート」で現場の効率化を実現！～導入検討企業必見～

施工管理アプリ「デキスパート」で現場の効率化を実現！～導入検討企業必見～

建設業界を取り巻く環境は、人手不足や働き方改革の推進など、大きく変化しています。

こうした状況下で、現場の業務効率化は喫緊の課題となっています。

施工管理アプリ「デキスパート」 は、土木工事の施工管理業務をトータルでサポートする、建設システム株式会社が提供するソリューションです。約30種類の豊富なラインナップから、必要なソフトを選んで導入することができ、技術提案から電子納品まで、現場のあらゆる工程を効率化できます。

この記事では、施工管理アプリ導入を検討している企業に向けて、デキスパートの機能やメリット、導入事例などを詳しく解説していきます。

1. 施工管理アプリ「デキスパート」の基本情報

1.1 デキスパートの概要

デキスパートは、土木工事の施工管理業務をトータルでサポートする、約30種類のソフトウェアから構成されるシステムです。 それぞれのソフトが「デキスパート基本部」で工事名などの基礎情報を共有できるほか、各ソフト間のデータ連動に優れており、技術提案から電子納品までの業務をシームレスに管理できます。

従来は、複数のソフトを使い分けたり、手作業でデータ入力を行ったりする必要がありましたが、デキスパートを導入することで、大幅な業務効率化を実現できます。現場の作業を効率化し、正確なデータに基づいた施工管理を行うことで、工期短縮や品質向上、コスト削減にも貢献します。

1.2 デキスパートの料金について

デキスパートの料金は、利用するソフトの本数や、オプションによって異なります。 詳細な料金については、建設システム株式会社へお問い合わせください。

デキスパートは、導入費用やランニングコストを抑えることができる点も魅力です。

稼働台数無制限のため、複数のパソコンで同時に利用しても追加料金は発生しません。
必要なソフトだけを導入できるため、無駄な費用を抑えることができます。

導入費用やランニングコストが気になる企業にとっても、魅力的な選択肢と言えるでしょう。

1.3 デキスパートのシステム設計

デキスパートは、現場の業務効率化を最大限に追求したシステム設計となっています。

各ソフト間の連携: 複数のソフトが連携して動作するため、データの入力や共有がスムーズに行え、作業の重複やミスの発生を防ぎます。
柔軟なカスタマイズ: 必要なソフトだけを選んで導入できるため、企業の規模や業務内容に合わせて柔軟にカスタマイズできます。
データの安全性: すべてのデータは、セキュリティ対策が施されたサーバーで安全に管理されます。

デキスパートのシステム設計は、現場の課題解決に特化しており、安全で効率的な施工管理を実現します。

1.4 デキスパートの機能内容

デキスパートは、土木工事の施工管理に必要な機能を網羅しています。 ここでは、主な機能をご紹介します。

① 入札・落札後準備

施工計画書作成支援システム: Excelベースのソフトで、施工計画書の作成を効率化できます。イラストやマスターデータも豊富に搭載されているため、見栄えのよい施工計画書を簡単に作成できます。
工程管理システム: バーチャートやネットワーク図を作成することで、工期の進捗状況を可視化できます。クリティカルパスの把握や、作業間のつながりの明確化など、計画的な施工管理を支援します。
安全管理サイガード: 施工体制台帳や作業手順書などの安全管理書類作成を支援します。ヒヤリハットや災害事例などのマスターデータも搭載されており、現場での安全対策を強化できます。

② 測量・図面・設計・管理

A納図［A-NOTE］: 土木専用のCADソフトで、図面作成を効率化できます。座標管理や土量計算などの土木専用の機能を搭載しており、電子納品にも対応しています。
現場大将: 測量機との連動で、測量データを活用した図面作成を支援します。測量機で観測した座標データから自動作図を行う機能を搭載しているなど、現場と図面を連携させることで、作業効率を向上させます。
情報化施工（TS出来形）サポートツール: 3次元設計データを作成することで、TS出来形に対応できます。出来形計測データの取り込みにも対応しており、正確な出来形管理を実現します。

③ 施工管理

写真・出来形管理システム: 写真の管理、アルバム作成、電子納品などを一括でサポートします。出来形管理台帳の様々なフォーマットに対応しており、現場に最適な台帳を作成できます。
品質管理システム: シンプルな入力作業で、コンクリートなどの品質管理書類を作成できます。現場での品質管理を効率化し、施工品質の向上に貢献します。
総括表作成: 出来形管理システムや品質管理システムで管理したデータを自動集計し、一覧表を作成できます。

④ 検査・納品

電子納品支援システム: 各発注者の電子納品要領に対応しており、電子納品をスムーズに行えます。
ケンテムPDF: PDFを編集、変換、カスタマイズできるソフトです。稼働台数無制限で利用できます。

2. デキスパートの使用方法

2.1 デキスパートでできる業務

デキスパートは、土木工事の施工管理に必要な様々な業務を効率化できます。

施工計画の策定: 工程管理システムや施工計画書作成支援システムを使って、工程表や施工計画書を作成できます。
測量データの活用: 現場大将やA納図[A-NOTE]を使って、測量データを活用した図面作成や3次元モデル作成ができます。
出来形管理: 出来形管理システムを使って、出来形データの記録、帳票作成、電子納品などができます。
品質管理: 品質管理システムを使って、コンクリートなどの品質管理書類を作成できます。
写真管理: 写管屋を使って、工事写真の管理、アルバム作成、電子納品などができます。
電子納品: 電子納品支援システムを使って、各発注者の電子納品要領に対応した電子納品データを作成できます。

これらの業務を効率化することで、現場の作業時間を削減し、より質の高い施工管理を実現できます。

2.2 デキスパートの使い方マニュアル

デキスパートには、各ソフトウェアの操作方法を解説した詳細なマニュアルが付属しています。 また、建設システム株式会社のウェブサイトでは、オンラインマニュアルも提供されています。

初心者でも、マニュアルを参考にすれば、簡単にデキスパートを使いこなすことができます。

2.3 デキスパートの写真管理機能

写管屋は、デキスパートシリーズに含まれる、工事写真管理に特化したソフトウェアです。

写真整理の自動化: 撮影した写真を取り込むだけで、分類ツリーに自動で振り分けられるため、写真整理の手間を大幅に削減できます。
アルバム作成の自動化: データベースに登録した写真を元に、絞り込み条件や並び順を設定するだけで、瞬時にアルバムを自動作成できます。
電子納品への対応: 電子納品に必要なデータの出力やエラーチェックなどをサポートします。
電子小黒板への対応: 小黒板電子化アプリ「SiteBox」で撮影した写真の改ざんチェック（画像加工検知）結果をCSV出力できます。

写管屋は、工事写真管理業務の効率化に大きく貢献します。

3. その他の関連情報

3.1 デキスパートのインストール条件

デキスパートのインストールには、以下の条件を満たす必要があります。

OS: Microsoft Windows 10 Home、Pro、Enterprise／Updateなし（バージョン 10.0）、Update（バージョン 1511）
CPU: Intel Core 2 Duo もしくは互換プロセッサ2GHz以上（Core i5以上推奨）
メモリ: 2GB以上（4GB以上推奨）
HDD空容量: 10GB以上の空き容量（20GB以上推奨）

最新の動作環境については、建設システム株式会社のウェブサイトでご確認ください。